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水難事故

2022.08.18

今年の夏は水難事故が多かったです。

昔から言われていることですが、海は離岸流と着岸流があります。

着岸流は海から岸へ向かって海水が流れて行きます。

離岸流は逆に岸から沖合へ向かって海水が流れて行きます。

この二つは遠浅の海岸などで発生しやすいのですが、基本的には離岸流と着岸流は交互にある程度の幅を持って存在します。

念を押しますと、離岸流の側には着岸流が必ずと言っていいほど流れています。

海で流されたというと、一般的には「慌てます」。

離岸流をさかのぼって泳ごうとすると、かなりの体力が入ります。

力尽きると溺れてしまいます。

こういった時は、流れに乗って体力を出来るだけ消耗しないように海に浮いているだけに専念していればその内流れが遅くなって、それから助けを待つということになりますが、普通はそこまで冷静になれないと思います。

先ほど書いたように離岸流の側には必ず着岸流が流れているので、流れに逆らわないように左とか右に90度くらいの角度で泳ぐと意外に簡単に流れから逃れられます。

90度は感覚的な物で結果として45度くらいの角度でも構いません(流されながら横切る)。

着岸流に入ってたら平泳ぎをスローに泳いでいれば自然に岸に近づいて行きます。

私は少年時代に海の側で育ったのですが、こういったことは教えられなかったと思います。

私は、それを身をもって経験しました。

溺れかかった(笑)

今は笑い話ですが、当時はかなり慌てて必死に泳いでいて、内心危ないと思った時に偶然岸に向かっていく波に乗ることが出来ました。

池とか川とかでそれなりに溺れかかったので明日から少し続けます。

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