ダイハツが国内外で生産する全車種の出荷を一時停止するそうです。

安全性を確認する試験で不正行為をしていたことが発覚したからです。

不正の要因は「経営陣が過度な短期開発を推進したため」とのことです。

認証試験に速く合格するために、例えば量産車とは違った仕様の部品を取り付けて試験に合格していたようです。

そして、意外だったのは、ダイハツが製造した車がトヨタ、マツダ、スバルという会社へOEM生産されて供給されていたことです。

ダイハツはトヨタ系ですからトヨタの下請けは解かるのですがマツダ、スバルはトヨタ系ではありません。

日産の軽四輪はスズキで作っているのは知っていましたが、どうも小型車を造るのが得意なメーカーには、他社系列からも注文がくるようです。

もう昔のような、トヨタ系とか日産系とかの系列が薄れてきているようです。

大昔ですが、トヨタ自動車の工場に三菱の車で納品に行ったとき、守衛さんから「その荷物は手で持てますか？」と聞かれたので「手で持てます」と回答したら「車は、そこの駐車場に置いて納品は歩いて行ってください。」と言われ苦労した覚えが有ります（笑）。

そういえば、当社は日産の車が大半ですが、トヨタ系の会社に納品に行っても先ほどのような会話はありません（笑）。