DIARYブログ

お米の値段

お米の値段が上がりっ放しです((笑)とスタンプしたいのですが上がり方が異常なので・・・)

15週連続で価格が上がっていて過去最高値です。

備蓄米を放出したのですが効果が見えません。

テレビのニュースで、お米の流れが説明されていたのですが何となく?と思う所がありました。

流れですが、生産者の農家から集荷業者、次に卸問屋、そして小売店という流れがテレビに映し出されていたのですが、「農協はどうした?」という疑問です。

お米は、私の知っているルートは農家から農協を通して販売するはずですが・・・

備蓄米ですから、政府の保管倉庫から・・・集荷業者?て、いるのでしょうか?

テレビでは卸業者にコメが流れてこないので小売(スーパー他)にもコメが回ってこない。

だから需給がひっ迫してお米の値段がジリジリと上がっていく。みたいな説明でした。

政府放出米はどこへ行ったのでしょうか(笑)。

アメリカからは、米を買えとゆう要求がきているようですが、柔軟に考えてもと思っています。

というのは、日本のコメ農家の問題が出るところまで出てきているからです。

一番も二番もないように見えますが、一つは後継者がいないことです。

これは、お米とは別の業界から聞こえてきました。

当社の客様が東北地方にあるのですが、当時としては(20年ぐらい前)とてもユニークな発想で自社工場の外注先として農家と契約していました。

ユニークというのは、農家の納屋などに生産用の工作機械を無償で貸し出し、そこでモノづくりをしてもらうというものでした。

給料は微妙な設定(当社が加工品で競合していましたが、価格が安くて歯が立ちませんでした)というかとても安い物でした。

現地での農家の感想としては「東京に出稼ぎに行っても実際の手取り(家賃、外食費等々を差し引くと)は地元で働いた手取りでは大差なく「、自分の家で寝泊まりするのは健康的」ということで続けられていました。

それが、ここ数年前からです。

風向きが変わってきました。

理由は、高齢化と後継者難で加工する人が激減してきたからです。

それで、「高いな~」と言われながら当社へ機械部品の注文が入ってくるようになりました。

農家の後継者難を解決する方法は、収入面での優遇策です。

一般のサラリーマンよりはるかに多い収入が保証されないと戻ってこないと思います。

お米の値段が高くなる(笑)。

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