厚生労働省の2018年の「経済財政諮問会議」の報告で、65歳以上の就業率の高い県ほど、医療・介護費が少ないという事です。

働くことが健康に良い影響をもたらしているという事です。

アメリカの研究でも（少し古いのですが）55歳まで働いた人と、60歳まで働いた人の65歳での死亡率は55歳で働かなくなった人の死亡率は60歳まで働いた人の倍の死亡率だそうです。

原因の一つが、孤独になるという事です。

日本のサラリーマンは特にそうではないかと思われます。

会社という舞台（笑）を通じた友人、知人はたくさんいても、一旦舞台から降りると縁が切れてしまいがちになります。

ある知人の話です。

定年になって、「サーこれからゴルフ三昧の生活が出来る」と喜んでいたのですが、数か月しないうちに出かけなくなりました。

「毎日ゴルフが出来ると思ってやってみたけど、つまらなくなった！仕事の合間に時間を作ってゴルフをしていたからゴルフが楽しかった！」

「気の許せる冗談を言い合える友達もいないし！」

数年で、実際の年齢より老けて見えるようになりました。

私も似たようなものです（笑）。

会社を通じて、業界団体の会合に出かけたり、ゴルフコンペに出たりしています。

会社を引退したら、やはり会合は無くなり、そしてゴルフコンペも激減しそうです（笑）。

ソロソロ「心の準備」？・・・（笑）。