
DIARYブログ
日本製鉄反撃
日本製鉄のUSスチール社の100%子会社化がトランプ大統領から承認されました。
条件として「黄金株」という重要案件(工場閉鎖、海外移転、設備投資を計画的に行う)に関してアメリカ政府が望まない経営判断についてはアメリカ政府が「拒否権」を行使できる株を取得したということです。
日本製鉄にとってのメリットは、中国製鉄会社に押されっぱなしの鉄鋼市場ですが、アメリカ国内では、中国鋼材に対する高関税で価格的優位に立てることで、アメリカのビッグスリー等に優位に取引できることです。
アメリカ国内で優位に立てば、粗鋼生産高世界一の奪還も夢ではなさそうです(笑)。
次は、「造船業界」ですか?日本の高度成長期を形成したこの業界も中国、韓国造船業界に牛耳られています。
どこかの造船会社さん!今ならアメリカに食い込むラストチャンスだと思いますが(笑)。
このような事案が出てくれば他の業界でも、日本企業の地盤沈下も食い止められそうな気がします(笑)。
日産自動車が経営再建のために、大リストラ作戦に取り組んでいますが、中国自動車メーカーとの提携だとか、台湾資本の日産自動車の子会社化とか色々噂が飛び交っています。
ホンダからの「子会社化提案」に対して即座に拒否反応しましたが、中国自動車メーカー?台湾資本?…だったら、素直にホンダの子会社でもと思います。