競泳の池江璃花子選手が日本のオリンピック予選１００ｍバタフライで優勝しました。

この優勝タイムがオリンピックの４００mメドレーリレーの参加標準記録を突破しました。

これでオリンピックではメドレーリレーのメンバーとして出場できることになりました。

今の所単独での１００ｍバタフライ出場は無理のようですが開催国枠という物は無いのでしょうか？

それはともかく本人も大喜びでしたが、私も個人的に感動しました。

復帰するときの映像を見たのですが、あまりにも痩せていたのでびっくりすると同時に復帰はともかくオリンピック選手として復帰できるのかと他人の私が不安になりました（笑）。

彼女は２０１９年２月に白血病を公表し治療にあたりました。

そしてその年の２０１９年１２月１２日にしました。

それから徐々にトレーニングを重ねてきたのですが水泳のタイムとしては自己ベストよりはるかに遅いタイムでした（今回の１００ｍのタイムも自己ベストよりかなり遅いタイムです）。

私は、１か月半くらい入院したことがあります。

点滴を四六時中していたのですが筋肉の衰えを感じていたので毎日病院の廊下を歩いていました。

ある時なんですがシャワーを浴びて出てきた時に鏡があったのですが、其処に映った体が老人の体でした。

筋肉らしきものは何もなくしわだらけの体でした。

それが私の体でした。

たった１ヶ月半で其処まで筋肉が落ちました。

元の体に戻るのに一年ぐらいかかりました。

素人の私の体でそれぐらいです。

オリンピック級だと想像を絶するくらいのトレーニングをしたのではないかと思います。

その証なんでしょうか、テレビの解説者が今回の決勝に出てきた池江選手の体を見て「２か月前より背中の筋肉が一回り盛り上がっています」と言っていました。

これからオリンピック本番まで３か月くらいあります。

体力がもっと強くなって記録も全盛時代に戻るのではと期待しています。